熊本歯科三水会とは

熊本三水会の目指すもの


歯科医療研鑽を通じ、社会人としての豊かさを
身に付けたバランスのとれた人格形成を目指す

沿革

 50数年前に、経済学を勉強された木下先生が、熊本にて医療管理の講演をされたのをきっかけに、6名のメンバーが集まって勉強会を始めたのが三水会の原点。近代歯科医学をめざそうと、第三水曜に例会を定め、昭和38(1963)年、“熊本歯科三水会”と命名された。

 当時は、歯科の状況はいまだ戦前の考えや技術が残り、旧態依然としていた。そのような中、UCLAに留学されて米国の最新歯科医学を学ばれた納富哲夫先生を招き、米国の精密鋳造の技術を取り入れていち早く臨床応用したのをはじめ、会の活性化と継続をめざし、横浜歯科臨床座談会などのスタディ・グループを訪ね、運営やケース・プレゼンテーションのやり方を学び、熊本ではいち早く定着させた。

 このような営みを続けるなか、われわれ一般開業医はバランスのとれた平均点の高い力を養うのを目的とすべきとの視点に徐々に変わっていき、エンド、ぺリオ、小外科、矯正、磁性アタッチメント、それとインプラントなどの特別なコースを多岐にわたり開催し、研鑽を重ねてきた。

 会員の年齢は3世代にまたがり、各会員の考えや価値観も多岐にわたっているが、発足以来50年間、現在も月に1〜3回の各会員によるケース・プレゼンテーションを中心に活動を絶やすことなく行っている。

 長期にわたり会の運営がスムーズに行われた根底には、会員として歯科医師であるよりも前に、社会人としての豊かさを身に付けたバランスのとれた人格を形成することを掲げ、時には一泊旅行や種々節目のお祝い
の形式で親睦の場を設け、日ごろ自分の考えていることを話し合い、夜を徹して語り合う時間をもち、会員相互の理解と友情を深めることにも精力を注いできたことが大きいと思われる。

 今では、その長い歴史と伝統に裏付けられて、単に歯科医療の技術や知識を学ぶ集団を超えて、会員相互の研鑽を通じて人生勉強をもさせてもらえる場になっている。